• PLUS91

    自動車用高性能オイルシーリング剤

    "PLUS91"は「リキロン」を主成分として、エンジンが求める潤滑性と、オイル漏れを止めるシール性を必要な時に必要な箇所で効かせるため添加剤型になっている製品です。修理費用を掛けずに現在のエンジン性能を保ちたいと願うユーザーの要望に応えられる高性能オイル漏れ補修剤です。

    製造元と製品特性

    プラス91は、石油掘削に使用される特殊潤滑剤で世界的なシェアーを誇るOCR社(Oil Center Research.Inc.U.S.A)が製造する、サスペンションタイプの複合機能添加剤で、オイル漏れを防止する確かな「シール性」とエンジンの作動性を向上する優れた「潤滑性」を具現した本格的な高性能オイルシーリング剤です。

    高度な製造技術を誇る日本の産業機械メーカーが、主要な部分に使用する特殊潤滑剤の中にあって、オイル漏れを機器内部から止める補修機能を備えた潤滑剤は、唯一OCR社の製品だけが持つ特性で、既に、製鉄や土木重機などの大型機械から小型電装品に至る製造分野で拡く活用されています。

    工業用潤滑剤で培った実績と固体潤滑剤を熟知したOCR社の粉体加工技術を集結したプラス91は、添加剤でありながら使用した効果が視認できる「シール機能」を備えた高性能オイルシーリング剤です。

    使用効果

    主成分

    リキロン粒子概念図

    プラス91は、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)を基材にしてOCR社が開発した固体潤滑剤「リキロン」を主成分(活性成分)においています。

    下表のように固体潤滑剤として理想的な特性を備えているリキロンは、あらゆる物質に活性(反応)しない「不活性物質」ですから、合成オイルや鉱油系オイル、植物系オイル、及び、ゴムや樹脂に影響しません。3μの大きさで配合してあるリキロン粒子には、形成皮膜の密度を高めて皮膜の耐久性を上げたり、リキロンの沈降を防いで浮遊性を高めるポーラス(細孔)加工、更に、リキロン粒子を高粘膜製で包んで粒子と粒子の接合性を高める加工など、OCR社の粒体を加工する技術が活かされています。

    製品形状

    リキロンは、乾燥固体潤滑剤として粉末のままで使用することもできますが、潤滑を必要としている個所や、オイル漏れが発生している個所へ手早く確実にリキロンの粉末を到達させて所定の効果を挙げることは困難です。

    そこで、主成分のリキロンを、エンジンオイルに規定量分散してオイルと一緒にエンジン内を循環させ、潤滑性を必要とする個所や、オイルが漏れている個所へ確実に到達させるように前もって、適正量のリキロンを耐熱性オイルに配合した「サスペンションタイプ」と呼ばれる形状になっています。